FMVとATX電源な部屋
 

注意
ここに書いてある内容は、一歩間違えれば感電、あるいは出火し火事となる危険性があります。改造する自信のない方、内容が良く分からない方は改造はおやめください。
この改造でいかなる損害が起きても、責任は一切とりません。


こちらのHP「初心者じじいの超弩級改造術」で、ATX電源の替わりにFMVの電源を使用し、自動的に電源が切れるようにしているのを見て、逆も出来るのではないかと考えたことから実行してみました。
 

やり方としては2通り有ります。

ATX電源を改造する・・・
ATX電源の基板からATXの電源コードを取り去り、FMVのATの電源コード(または、ATの電源コード)に取り替えるやり方。

良・・・ケーブルが増えないのでスッキリする。
悪・・・ケーブルを交換するのが大変。はんだごて40W以上の物必須。

ATX->ATの電源変換コードを使う・・・
ATXの電源コードからATの電源コードに変換するコードを使います。ATXの雌コネクタから直接コードがでている物と、ATXの雌コネクタが小さな基板についていて、そこからケーブルが出ている物があります。

良・・・電源のコードを変えるより簡単に出来る。基板が付いている物がやりやすいと思います。
悪・・・ケーブルが増えてしまう。気をつけないと個体とショートするかも・・・。

ここでは、私がやったATXの改造を紹介します。
 
 
 

ATX、AT、FMVの電源コネクタのピンアサインです。
全て、コネクタのケーブルが出ている方から見た図になっています。


 
 
 
 
 
 
  
普通のAT電源 
FMVのAT電源(1) 
FMVのAT電源(2) 
普通のAT電源
FMVのAT電源(1)
FMVのAT電源(2)
  
Fuji Electric 
(富士電機)製電源 
EASTERN製電源 

  
FMVのAT電源(3) 
 普通のATX電源 
FMVのAT電源(3)
普通のATX電源
富士電装製電源 
 
ATX電源の改造する(注意:全てのATX電源で改造出来るとは限りません。改造の後は必ず配線が正しいかどうか確認してください。)
改造の方法としては、前にも書いたとおりコードをATの物+電源コントロールの3本に変えます。
私は手持ちの30Wの半田ごてでやりましたが、なかなか半田が溶けないので40W以上の物でやらないといけません。
+3.3V要らないので、+3.3VとGNDの一部以外の物を除いて全てATの該当するケーブルに付け替えます。
3ピンの電源コントロールケーブル、コネクタですが、私はFDD用の電源ケーブルを別途買ってきて、それを加工して配線、使用しました。
 
加工の仕方
加工の仕方
改造した電源(TASK INTERNATIONAL製TK925TX)の写真
ATX->ATの電源変換コードを使う場合(注意:全てのATX電源で使用出来るとは限りません。改造の後は必ず配線が正しいかどうか確認してください。)
3ピンの電源コントロールケーブル、コネクタを追加するだけなので簡単です。変換コードからコードが出てスイッチに繋がっていると思いますが、これは外しておきます。

 

DAGOさんより、ATX規格2.03の電源では使用できなかったという報告を受けました。

 

このページを制作するのに当たり、初心者じじいさん「初心者じじいの超弩級改造術」を参考にさせていただきました。