これはまーとさんのFMV裏カルトに書き込んだものを加筆修正&画像を加えた物です。
注意
Intelsatは大変便利な物ですが、使い方を間違えたり下手な設定をするとHDDのデータが破壊されたり、パソコンに接続してある機器などに重大な影響を与える可能性があるので、ここに書いてある内容が理解できない場合は使用しないでください。
intelsatとは・・・
通常変えられないところの設定を変えることができます。
特に、多くのメーカー製のパソコンではメモリのアクセススピードが変えられませんが、intelsatを使うことによって変えることができます。
ISAバスのクロックも変えることができます(V36LAの場合は、PCIの1/4か1/3に設定できます。標準では1/4です。)
使い方 (ここでは、Intel 430HXを搭載したV36LAで使用しているという条件で説明してあります。)
まずベクターから2.06Aをダウンロードします。
ダウンロードしたソフトを解凍します。
その次に適当なフォルダにコピーします。ここではCドライブのintelsatというフォルダに移したとして進めていきます。
MS-DOSプロンプトを開いて
cd c:\intelsat
とタイプし、c:\intelsatに移ります。
intelsatを実行するときは、
intelsat /コマンド名
と打ち込んで動かします。
コマンド名ですが、主なものは、edit、save、changeなどがあります。
edit : 画面が変わって、エディット画面に変わります。
save : 今の設定をintelsat.logというファイル名で保存します。
change : intelsat.logの設定内容で設定変更します。
intelsat /edit
と打ち込んでみてください。次のような画面が変わります。
まず*_カーソルが、横+00、縦00の列の86という値のところにあります。
横の列、縦の列を合わせてアドレスといい、横+00、縦00は00h、横+07、縦50だと、57hといいます。
では、メモリの設定があるアドレス58hに移動してみてください。
右側にDRAM Read Burst timingとか表示されていますよね。ここの設定仕方の表示を見て、設定します。
enterを押してください。右上のデータ [55H]が現在
[55H]になり、そのしたに変更 [_ H]と出てきて、変更のカッコの中にカーソルが移動します。変えるデータの値がわかっているときここに入力します。
今度はtabキーを押してください。右にあるカッコの中にカーソルが移ります。ここは画面右に表示されている1〜7に対応していて、右から76543210と対応しています(数字の横に矢印も出てきます)。値は0か1で、だいたい1だとenable、0だとdisableのことが多いです。1になっていると文字が緑になります。
6 : DRAM Read Burst timing
5 : 01:X333/X444 11:Reserved
10:X222/X333
となっているのを01:X222/X333に変える場合、左から2番目の6に対応するところを0に、左から3番目の5に対応するところを1にします。
その後Enterキーを2回押して元のアドレス58hにカーソルを戻します。
終了するときはESCキーで終了します。
エディット画面で設定を変更した後は、SAVEコマンドでintelsat.logにセーブ出来ます。セーブをすればいつでもchangeコマンドで設定を変更できます。
起動時に自動的に設定を変更させるには、autoexec.batに
c:\intelsat\intelsat /change
というのを書き足すだけで、自動的に変更できます。
また、エディット画面を出さないで、直接設定を変更することができます。
C:\INTELSAT 56 10
がそうです。この意味はアドレス56hのデータを10hに変更するという意味です。
ここでは、intelsatフォルダにintelsatがあるので、
c:\intelsat\intelsat 56 10
となります。
私は説明するのが苦手なので、わかりにくいところがあると思います。わかりにくいところがありましたら、FMVな掲示板の方に質問をしてください。
簡単に説明しましたが、ほかにもISAバスのクロック変更やその他の設定を変えることができます。そのやり方はまた機会があるときにでも・・・。
intelsat使いのみなさん、間違っているところが沢山あると思うので、間違っているところがあれば訂正をお願いします。まだ私も未熟なので・・・。
最後に・・・
Intelsatの設定についてですが、基本的に設定については教えるつもりはありません。