V36LAとは?
注意
ここの情報は独自に調べた情報なので、間違っている可能性があります。
V36LAは、富士通のFMV-DESKPOWERの1996年11月に発売されたS系、1997年2月、4月に発売されたSU系、FMV-DESKTOPの1996年11月に発売された51xxD7系、1997年2月に発売された同じく51xxD7系、FMV-DESPOWER DCの1997年1月発売の1xS系、日立のフローラに搭載されていたACER製LPXマザーボードです。搭載されていたマシンによって、マザーボード、ライザーカードの仕様が少し違います。
各モデル毎の仕様の違い。
モデル名 | 2次キャッシュ
(パイプラインバーストSRAM) |
オンボードサウンド
(Creative Vibra16) |
オンボードLAN
(Intel i82557) |
FMV-DESKPOWER S13 | 無し | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SC16 | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER S16x | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER S20 | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SU15 | 無し | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SU15P | 無し | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SUC16 | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SU16x | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKPOWER SU20 | 256KB | 有り | 無し |
FMV-DESKTOP 51xxD7 | 512KB | 無し | 有り |
FMV-DESKPOWER DC 1xS | 512KB | 無し | 有り |
HITACHI FLORA DM3/DS3 | 512KB | 有り | 有り |
共通
BIOS | ACER BIOS V2.1(I07) 256KB(Flash ROM) |
チップセット | Intel 430HX PCIset |
ベースクロック | 50MHz、55MHz、60MHz、60MHz |
CPUコア供給可能電圧 | 2.5V、2.7V、2.8V、2.9V、3.3V、3.52V |
メモリ | 72Pin SIMM (EDO、FP) |
最大メモリ | 128MB (32MBx4枚) |
クロックジェネレーター | Cypress CY2260SC-3 |
オンボードVGA | ATI 3D RAGE II (264GT) |
ビデオメモリ | SGRAM 2MB (増設ソケット有り) |
IDE | 最大認識容量8.4GB、E-IDE Multi Word DMA Mode 2対応 |
USB | 別のドーターボードにコネクタx2あり(S13、Sはコネクタx1) |
IOコントローラ | SMC FDC37C935 |
インターフェイス | シリアルx1 パラレルx2 マウスx1 キーボードx1 |
USB搭載のため前マザーV52LAに変わり搭載されたV36LA。AladdinIIよりも遙かに良くなったが、富士通でのセッティングが安定指向なため、同時期のマシンに比べて1割ほどベンチの値が低かったが。 APM関連でWin98で使用すると電源が自動的に落ちない問題があるが、富士通はプログラムでパッチを当てるのみで更新BIOSは提供してはくれなかった。 載せるCPUとHDDに相性があったりするが、互換チップセットにはない安定性により、V50LAから換装する人が多い。 LAN付きは特にPCIスロットを節約&L2キャッシュが512KBのため、一時期は人気が高かった。 |
FLORAの情報はレナンセラさんにいただきました。