ThinkPadT30を組み立てる!?

2003年12月、QC-PASSにて面白い物を見つけた。
それは・・・ThinkPadベアボーン(しかも新品)
A31やA31pがあったが、大きすぎるので、T30を選んで購入してみた。
確か\26,800位だったと思う。
これが悪夢の始まりだったとは・・・



購入時は上記の状態である。パームレストは無いし、HDDカバーやヒートシンクの類も無い。
パームレストはT30だけ無く、A31には有った。
IBMはパーツが購入出来るので、同じく購入した友人にパーツの購入を任せる。

で・・・
IBMの保守パーツが高いのは知っていたが、ある部品の値段を聞いてびっくり!
キーボードベゼル(パームレスト)UltraNav付きが・・・\15,000!
日本ではこれしか買えず、海外だとUltraNav無しで\5,000だか\8,000で購入出来るらしい。
UltraNavが付いただけで値段がここまで上がるとは・・・イイ商売してるなぁ・・・

どうやら、このT30は海外モデルだということらしいので、英語キーボードも購入。


ALPS製らしい。ミネベア製よりもALPS製の方がキータッチの評価が高いらしい。
私には良く分からないけど(笑)
これが・・・新品で\2,980

HDDのマウンタは他機種と共通とのこと。友人から貰う。

HDDカバー 

ヒンジカバー ネジ穴の目隠しシール付き

ヒートシンク。
当初は同じくT30を購入した人たちがヒートシンクを取り寄せしすぎて、ヒートシンクが一時期買えなくなると言う話しだったが、すんなりと注文出来てすぐに届いた。

Miscパーツ
この中で使う物は2個だけである(他は既に付いている)

モデムカバー
MiniPCIとモデム(機種によってはBlueTooth)が付いている場所の蓋

キーボードベゼル
\15,000と言う値段は、ピーチスキン塗装してあるからかな?と思い、少し納得していたが実際にはそんな塗装もしてなかった・・・
ぼったくりも度が過ぎるなぁと思う。

ネジキット
ヒートシンクのネジは特殊な為、絶対に購入すべき物。
これ1セットだけで\3,260。
半分は既に使われているので必要が無い。

現時点(2004/01/31)で、足りないパーツとしては
・Mobile Pentium4-M 2.0GHz
・MiniPCI 無線LANカード(Cisco製らしい)
・DIMMカバー(届かない)
・UltraBay2000のコンボドライブ
・60GBのHDD


無線LANカードとCPUが難しい・・・

これまでの出費 約\60,000・・・痛い(笑)


とりあえず、動かしてみた。


一応問題なくBIOSには入れる。
一体いつになったら完成するのやら。

2004/02/03
DIMMカバーが届いた。そして無線LANカードも入手成功

DIMMカバー
モデムカバーと違い、梱包が厳重だった

MiniPCI 無線LANカードとモデムモジュール
無線LANはQC-PASSにて\9,800・・・イタタタ(笑)
モデムは友人より貰う

同じくQC-PASSにて販売されているPhilips製の無線LANカードは使えないらしい。こちらは\3,000なのに・・・(どちらも保証無し)

あと足りない物は前述した物とバッテリーだろうか。あとACアダプタも無い事に気づく。


2004/02/05
OS入れてみた。
特に問題が有る箇所はない。
SXGA+なので、デスクトップが広くていいですね。

2004/03/25
COMBO IIIを見つけ購入
QC-PASSにて\24,800(新品)
残るはバッテリーとCPU・・・
出費合計約\95,000也    溜め息がでちゃう。何やってんだろ(笑)

2004年4月下旬
オークションにてT30用バッテリー(サイクルカウント3回)を落札 約\6,000也
出費合計111,000也

のこりは・・・CPUとHDDなんですが・・・Pen4-Mを買うのもなんだか勿体ないなぁなんて思って、購入の意欲が無い。使ってないし(笑)
完成する日は来るのか・・・

2004年6月下旬
オークションにてMobile Pentium4-M 2.0GHzを落札 約\15,500也
出費合計計126,500也

オークションで値段を入れながら「馬鹿だなぁ・・・」と何度も考えた(笑)
あとはHDD買えば一応オリジナルスペックのT30になります。

もう半年以上過ぎた・・・

とりあえずCPUまで付けたので全体写真を。

2004年8月
GNOの同じチームの方に売却が決定したので最終セッティング。
HDDは値段に惹かれて富士通のMHT2060ATを選びました。
意味のないところにもこだわりました(笑)

日本語キーボードが良いとのことで、最終的には日本語キーボードへ換装。
メモリは512MB増設して768MBへ。

筐体裏の型番等のシールは無いため、くだらないシールを作って貼付。
見えないようになっている箇所にはチーム名が・・・
シールはそのままだとピーチスキンとの違和感が出てしまうため、無駄な加工を施して・・・(苦笑)

作り終えて・・・

ジャンクノートがバラけているのを直したりしたことは有りましたが、新品を更に新品パーツを使っていって組み立てるのにはとても感動しましたヨ。
かかった金額は思ったよりも大きかったのですが、同じような機会が有ればまた作ってみたいなと思いました。